■ ID
| 1053 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 気温とオゾン濃度上昇が水稲品種の収量におよぼす影響
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■ 著者
| 河野吉久
電力中央研究所環境科学研究所 澤田寛子
電力中央研究所環境科学研究所 松村秀幸
電力中央研究所環境科学研究所 米倉哲志
埼玉県環境科学国際センター
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■ 出版元
| (社)大気環境学会 |
■ 出版年
| 2009 |
■ 誌名・巻・号・年
| 第50回大気環境学会年会、平成21年9月18日 |
■ 抄録・要旨
| 主要な水稲の栽培品種の収量変化を指標にして、気温とオゾン濃度上昇の複合影響について品種間差異の程度について検討した。“きらら397、里のゆき、タカナリ、ヒノヒカリ、関東飼料225および226”の6品種は、無加温条件下でオゾンを暴露した場合よりも加温条件下でオゾン暴露により有意に玄米重量が低下した。高温耐性品種の“にこまる”についてはオゾン単独の暴露により収量が増加する傾向にあり、他の品種とは異なった傾向がみられた。また、加温区では玄米重量が無加温の場合よりも約30%程度増加し、オゾンの影響もみられなかった。わが国の代表的な栽培品種である“コシヒカリ”については加温条件下で収量が増加したものの、オゾンの有意な影響はみられなかった。
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